海外でのお得な現金の引き出し方法

カンボジアでの、米ドルの引き出し方を考えます。

こちらで米ドルを現金で取得するのに一番シンプルで、お安くすむのは日本円を持ってきて両替するっという方法です。

ただ、たくさん日本円を手元に持っているのは不安。

それで、長期滞在される方なら、いずれは現金を銀行から引き出すようにしたいっと思われることでしょう。

現金の引き出し方には、

  1. クレジットのキャッシング
  2. 国際キャッシングカードから引き出し

があります。

1.クレジットカードのキャッシング

クレジットカードのキャッシングの場合、円から米ドルへの交換レートはそのクレジットカードの国際ブランド(MasterCard/VISA/JCBなど)の交換レートに従います。この交換レートは実際の国際レートにほぼ準拠しているので、ここで余計にお金を消費してしまうことはありません。

実際に銀行口座から引き落とされるのは、この引き出した金額、

それに加えて、

―ATMの手数料(大体$5以下)

―クレジットカード会社の海外ATM利用手数料(大体一度に200円ほど)

―キャッシングの金利(大体月率1.5%)

がかかります。

この余計にかかるお金を抑える方法があるのですが、それはまた後程解説を書きます。

 


MasterCardもVISAでのレートは以下のサイトでみることができます。

MasterCard Currency Conversion Tool

Visa site


 

2.国際キャッシングカードから引き出し

国際キャッシングカードは日本のものであれば、シティバンク・新生銀行の2つがあります。

前にも解説しましたが、このカードが有ればlogo_plusのついたATMで銀行から直接お金を米ドルで引き出すことができます。

クレジットカード会社手数料・金利がかからないからお得と思ってしまいそうのなのですが、そうではないんです。

このサービスの場合は、交換レートに4%ぐらい上乗せされてしまっているんです。それに、銀行の手数料を取ることもあります。

―シティバンクの場合

円から米ドルのTTS(対顧客電信売相場)にしたがって両替されます。

それに加えて、

―ATMの手数料(大体$5以下)

―銀行の手数料(一回に付き210円)

―3%を交換レートに上乗せ(これはシティバンクの交換レートとして両替されます。)

がかかります。

―新生銀行の場合

VISAの基準レートにしたがって両替されます。

それに加えて、

―ATMの手数料(大体$5以下)

―4%を交換レートに上乗せ(これは新生銀行の交換レートとして両替されます。)

がかかります。

■ クレジットカードのキャッシング節約方法

  1. ATM手数料の節約
    どの引き出し方法にも共通することですが、ATMを使用する限り必ずATM手数料がかかる。
    ただ、ATMによって手数料が異なるので、一番手数料がお得なATMがわかればいいですよね。
    スバリ言うとMAY BANKのATMです。手数料が無料!です。他に無料のATMは聞いたことがありません。
    あったら教えてほしいです。
    カンボジア・プノンペン市内に4店舗ほどあるようです。
  2. クレジットカードATM利用手数料の節約
    これもクレジットカードのキャッシングを使う限り、大抵のクレジット会社に要求されます。
    一番お得なクレジットカード会社はセディナ・ニコス手数料無料です。他にあったら教えてほしいです。
  3. キャッシングの金利の節約
    クレジットでのキャッシングというのは、ATMから引き出した時にそのお金をクレジット会社から借りて、大抵の場合、月2万円ずつリボ払いで返却することがデフォルトになっています。そうなると、大体年率18%、月率で1.5%ほどが金利として余計に徴収されることになってしまいます。それを抑えるためにキャッシングしたすぐ後に繰り上げ返済ということをします。繰り上げ返済はクレジット会社に電話をして、対象のキャッシングした額をクレジット会社に振り込みして一括で返済してしまうことです。こうすることで、この金利を払わずにすみます。これとっても重要なポイントです。またクレジットカード会社によっては、pay-easy(ペイジー)というサービスが使えてネットからネットバンキングで繰り上げ返済を済ませることができます。
    セディナカードは、このpay-easy(ペイジー)に対応しています。また、セディナの場合、月末にキャッシング分の一括返済がデフォルトとなっているので、繰り上げ返済を忘れるとしても、1月以上の余計な金利を支払うことが防げます。

■ まとめ

節約対策をする場合、

国際キャッシングより、クレジットカードのキャッシングの方がお得な場合が多いようです。

そして、クレジットカードのなかでもセディナカードがクレジット会社のATM利用手数料や繰り上げ返済のしやすさ、国際電話を掛ける必要のないことなど諸々差し引きしても、ベストな選択に感じます。

そして、現地から引き出すATMはMAY BANKがベスト。

結論として、

MAY BANKからセディナカードで引き出し翌日に繰り上げ返済をpay-easy(ペイジー)で行う、これがベストな引き出し方です。

 

 

 

カンボジア移動計画ー5(新生銀行でのキャッシングについて)

カンボジアのプノンペンの空港に到着したら、

最初、空港のゲートを出る前にビザを購入します。ビザの値段はビジネスビザ(ordinary visa)は現在$35。私達の場合、昔の情報でそれぞれ$25しか持ってきていませんでした。

困ってあたりを見回すと、なんとATMを発見。

パニックになりながら、なんとかたどり着いてATMを確認すると、

ついでにマスターカード・VISAなどのステッカーに混ざってlogo_plusのステッカーも発見。

このマーク、海外提携ATM:PLUSネットワーク (インターナショナルキャッシュサービス)のことなんです。

これを利用して日本の銀行からお金を引き落とすことが出来るのです。

わたしの所有しているカードは「新生銀行」。

それで、聞きかじった知識でとにかく新生銀行のカードを入れて、PINコードとして新生銀行の暗証番号を入れたのですが、これが引き出すことができない。

仕方なく他のクレジットカードで引き出しました。

後になって、ゆっくり「新生銀行でインターナショナルキャッシングサービス」が利用できないのかを確認しました。

原因は、端的に言ってしまうと、海外提携ATMの限度額が0円だったからでした。

限度額の引き上げは新生銀行のページから引き上げすることができます。

ログインして、お客さまサポート―限度額変更―ATM・J-Debitの出金限度額の変更で海外提携ATM限度額を操作。

これでOKです。

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